「気」

昔の人たちが残してきた言葉(ことわざ等)には
「は!」っとするものや「なるほどー!」なモノがたくさんある。

「季節」のことば「暑さ寒さも彼岸まで」とか「春眠暁を覚えず」とか。

経験値や統計学的なモノから生まれる言葉なので説得力もある。

そんな言葉の中でも
「暮らし」においての「病は気から」という言葉。
我が家ではいちばんよく登場するかもしれない。



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十数年前。入学を控えた友人の娘ちゃんと遊んでいるとき
あまりにも聞き分けのなかったその子に

まだ母ちゃん経験のない未熟な私が言った「そんな悪い子だと小学校にいったら
お友達に嫌われちゃうぞ!」というセリフ。

このたった一言のセリフは彼女の気を滅入らせてしまったのだ。

「小学校に行きたくない」っと言いはじめ
彼女の心の中でそれはエスカレートし
ついには「学校に行くといじめられる」ことにまで発展した。

ありがたいことに友人が「もー!あんたが要らんこと言うでだにー!」っと
笑い半分含めて戒められた。

でもそれを言ってもらってよかった。友人にも感謝。

何の気なしに発した私の言葉で
私は6歳児をこんなにも惑わせてしまった。

このことは私の中で物凄く勉強になった。
と同時に「気」が巻き起こす恐さ、を、も、知った。

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「何事も気持ちから!」っと謳う師匠がいる。
いつも心のどこかにいて
私の人生のあれこれを変えてくれた人。

彼には「無敵」と言う言葉がとても合う。
彼はいつも言っていた。「出来ないと思ったらその時点で出来なくなる」と。

「できるかもしれない」じゃない!「できる!」「やってみせる!」んだと。

彼は本業ふたつに多趣味を持っている。
人のサイクルで考えたら驚くような日々を送っている。

それでいていつも「でら暇~♪」「全然忙しくない♪」っと笑う。

でもそれはウソなのだ。あ・・・ウソじゃない。
「気」から出せるスゴ技セリフなのだ。

めちゃくちゃ多忙な人。今では世界を飛び回っている。

私が彼を大好きなのはその「忙しくないよー」という、とびっきりの笑顔。
女性なら気にならないけど
私自身、男性が「忙しい忙しい!」って言ってる姿はキライなのだ。

男たるもの「余裕」を見せろ!っと思ってしまうから。笑

そして「忙しい」のに「忙しくない」有り様はカッコイイ!
たとえばそれが演技でもいいと思う。

いつの間にか「気」がホンモノの「余裕」に変えていってくれるかもしれないから。

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そんな彼。一度、仕事中に目を怪我した。(怪我なんてしょっちゅうな人)
病院で「失明の可能性もありうる」と宣告される。

もし・・・それが私だったら?と置き換える。
泣きに泣きくれて「もう見えなくなるんだ・・・見えなくなる・・・」
っとどん底気分になってたはず。

自分が自分で「見えなくなる」暗示をかけ本当に見えなくなるかもしれない。
誰かがお見舞いに来てもブルー丸出しに違いない。


だけど、彼はそんなことでさえ、ヒルむ男じゃない。
持ち前の「心の強さ」で「気」でそれを軽く振り払った。

「絶対、また見る!この目で!目の前にあるものを見てやる!」っという意識。
彼は「気」で「見る」という動作を勝ち取ったようだった。

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厳しさも、時に引き離す行為も、優しさだ。
「かわいい子には旅をさせろ」 
この言葉が私にはそう語る。

優しさは決して押し売りであってはいけない。
友達でも、親でも子でも、夫でも。
「さりげなく支える」こと、が、大切だと思う。

「こんなにしてあげてる」
「心配してあげたのに」と心から出た時点で「押し売り」になる。


ことわざは知恵でもある。
畑作業においても
それを目安に行動できる基準にもなる。

っと。朝から突然、つらつら綴ってしまった、のは、
きっと引越しモヤモヤ停滞中だから?

なかなか終わりのない作業に苦しくなっているのだけれど
しんどい、眠い、疲れたー、と思いながらもワクワクしてる自分がいて
深く熟睡できる気持ちのいい「疲労」がある。

典型的な「マゾ」?・・・笑

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と言うことで。持ち場に戻ります。ドローン♪

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by soronoki | 2010-04-12 08:25 | * つぶやき

長野県佐久市


by soronoki