キーワードは「おばあちゃん」

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小学校の修学旅行(京都・奈良の旅)の時
お土産屋さんでみんなそれぞれが
欲しいものを物色している時間はとても楽しかった。

ある友達は「香り紙」
ある友達は「あぶらとり紙」
ある友達は「扇子」

女の子らしい選択。

だが私の目を釘付けにしたのは



「おばあちゃんの知恵」という
カラフルでも何でもないザラザラとした
わら半紙のような風合いの質素な本。

食い入るように立ち読みし
我慢ならず購入した。

それを見ていた当時好きだった男子に
「うわ!横田!(旧姓) ババくせえ!だせえ!」と。

失恋した様なショックを感じるも
宿に戻って読み進めるうちに
そんな気持ちはすっかり消えた。(笑)

帰宅後も親に何を買ったのか聞かれ
その本を見せると「変わった子だねえ、あんたは」

そう、私と母は全く正反対のイキモノなので
その反応は想像できていた。

―――――

夫と出逢い、長いコト同棲。
「まだ早い。まだイカン。」っとダラダラしていた私に
夫が放ったプロポーズの言葉。

「じいちゃんばあちゃんになっても
縁側で一緒にお茶をすすろう」

ストレートパンチ!だった。
「じいちゃんばあちゃん」という言葉に私は弱い。(笑)

――――――――――

だが、数年経ったある日、気がついた。

「うち・・・アパートで縁側ないじゃん!」

―――

きっとその時から
私は「いつか縁側のある田舎で暮らしたい」と
心のどっかで思っていたんだと思う。

―――――――

佐久に来て・・・前の平屋には縁側的なものがあったけど・・・

今の家にはそれらしきモノがなーーーい!

ってことで私の目標は「いつか縁側を作製する!」こと!

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散り急ぐ木々の葉っぱの吹きだまりを見つめながら
モソモソっと、物思いにふけったのでした。
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by soronoki | 2012-11-25 19:15 | * とあるお話

長野県佐久市


by soronoki