*しあわせのおやつ*その1 (前書き)

贅沢な話だが、私のうちは自営業だったので
常にお店屋さんのケーキやメーカーのお菓子があった。

小学校の3年生くらいだったと思う。
あけちゃんのお誕生日会でのこと。




「さあ。のりちゃん、そこへ座って。どうぞ」っと
招かれたキレイなテーブル。
私の記憶が間違っていなければクロスが敷いてあったと思う。

所狭しと並んでいるのは
美しい食器に手作りのおやつの数々。

スープはあけちゃんのお母さんのお手製の
潰しコーンのスープだった。

見た目もお味も、衝撃的だった!

「こんな美味しいもん、初めて食べた!」
興奮して家に帰ってオカンに話すと

台所でてんやわんやしながら
オカンは吐き捨てるように言った。

「あけちゃんちの子になればいいんじゃない?」

―――――――

ありえーへんような衝撃的な一言に
私は子供ながらに誓った。

「私に子供が出来たら
絶対に手作りのおやつとスープを作ってあげるのだ!」

続く・・・・・・・・・・・・。

※さすがに子供の頃は傷ついた私。(>ヱ<)
当時のオカンは自営業の補佐、従業員の管理・食事
お客さんの食事、買い物、同居のバアちゃんの世話
5匹~10前後が常にいた猫の世話
そして兄と私の子育てがあり、気持ちにゆとりがなかったんだと
フォローしておきます。(笑) 出来た娘!(≧∇≦)ノ
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by soronoki | 2012-12-09 19:30 | * とあるお話

長野県佐久市


by soronoki