転ばぬ先の杖、要る?

前のmakoさんへのコメントを書いていて
ずっと前に日記に書こうと思ってたことを思い出した。




人はどうしたって
我が子や友人、身内への心配から
未経験の相手についつい「転ばぬ先の杖」的な心で
おせっかいを押し付けたり
「母ちゃんの言うとおりにしていれば間違いない」と
世話を焼くことがある。

でも。でも。
この「杖」は誰かに与えられたモノではなくって
自分自身で手に掴む貴重な支えなのだ。

カバノキで作って使ってみたらポキンと簡単に折れ
それじゃーだめだ、と松で作る。
松からたっぷりヤニが出て、これは持ちにくいと
桜で作る。

始める前から「これにしなよ、丈夫で持ちやすいよ」と
体験も経験もしてない相手に差し出すことは
じつは愛情のようで押し付けなのかも。

そうやっていつも頑丈な安泰な杖を用意すれば
自分ひとりになった時、きっと不安で心細くて
彷徨ってしまう。

自分の経験話を話すだけならまだしも
自分の失敗を相手の失敗に結びつけてはいけない。

だって私がダメだった方法を
息子は友人は兄弟は、なんなくやってのけるのかもしれないんだから。

怪我をする前に「あぶない!」っと言い続けた子は
何をするにも石橋を叩きすぎてしまうし
可能性も視野も狭くなる。

怪我をした痛みを自分自身で知って始めて
やり方、方法、見方、限度を感じていく。
積み重ねながら。

とは、言ってもつい心配になって
言葉にしてしまう気持ちももちろん分かる(ある)けどね。

だから私も肝に銘じて
「可愛い子には旅を」させる心の準備を整えております。(笑)
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by soronoki | 2013-05-08 19:43 | * つぶやき

長野県佐久市


by soronoki