比べない生き方:2 「僕は僕」

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今日は出来るだけ簡潔に完結します。(o´艸`)



参観日のある日、帰り際に3学期から使用するという
彫刻刀の見本展示&申込書受け取りがありました。

なんと!(;゚Д゚)! 現代の彫刻刀セットに驚いた私。

1本1本にカラーのグリップみたいなのがついていて
いかにもチープでショボイ・・・。5色だったと思う。
見た目「ゴレンジャー」です。(´Д`;)

でも!やっぱりこどもです。
むすっこが言う。「これがイイ!俺、これ!」と。

「だってうちにはもう彫刻刀セットはあるからね」
「ええ?やだよー、みんなコレにするってよ?
ねえ、自分のお年玉で買うから!」

こんな時、母ちゃんはものすごく困ってしまう。
むすっこの気持ちもわかるから。

しかも自分の貯めているお小遣いで買うというなら、と
悩みに悩む。

家にある彫刻刀セットは
むすっこが小学校に入学する前に
早々と準備しておいた、職人作のすんばらしいもの。

ちゃんと砥石までセットになって
一生使える「ホンモノ」。

かたやすぐにだめになってしまいそうな?
まるで玩具のような品物。

普段、あまり「欲しい欲しい」と言わないむすっこだけに
買ってあげたい気にもなってしまう。

だが!無いわけじゃない!あるのだ!すでに!
しかもプラスチックっぽいあっちは
壊れてたりしたら即ゴミになる。

とりあえずゴレンジャーにして
それが壊れたら職人のを渡せばいい?

いんや!そこはこどもであっても
むすっこの心の奥にちゃんと伝えたい部分じゃないのか?
お母ちゃん!

と私は自分を戒めて(いましめて)
木の持ち手の良さ、砥ぎ続ければ永遠に使える良さを
説明する。

でもその日は「ふうん」で終わってしまったのだった。

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1週間くらいして、むすっこ。
「やっぱ俺、職人の、使う!」
どうしてそうしたのか何も聞かないでおこう。

妥協したのか、わからなかった。
でもむすっこが決めたこと。素直に受け止めておこう。

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3学期になり、彫刻刀の授業が始まる前日。
むすっこにホンモノを渡す。

「案外、かっこいいよね」
そう言ってランドセルにしまった。
気を使ったのかな?(笑)

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学校から帰宅。

「ああああ!楽しかった!俺の彫刻刀いいね!
使いやすかった!
それに。砥石がついてるから、みんながすげえ!って!

◎◎君は、かっこいい!って褒めてくれたよ。」

ああ、クラスメイトに
違いがわかる男がおったー!(笑)

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で。これが誰かのお下がりで
すんごく古かったら、どうだったろう。

それでもむすっこは「これでいいよ」と
言ってくれただろうか。

そして、ゴレンジャーを阻止することが
出来ただろうか。

でも母ちゃんはこれを譲ってはいかん!と思う。
これは押しつけじゃないと信じている。

みんなと同じものを!
その大人の考えが
こどもたちの中の差別を育ててしまうからだ。

「携帯やゲームを買ってあげないと取り残されてしまう。」

「みんなが持っているものを持っていないと
それが理由でイジメに合うかも?」と時々、耳にする。

そんな訳わかんない謎の不安を
大のおとなが持っていたら
こどもの気持ちに伝染していくだけだ。

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「僕は僕、私は私」という大事な部分を
失わせているのは、紛れもなく大人なのだ!と、思わへん?

おしまい。

「3」は無いです。(≧∇≦)ノ
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by soronoki | 2014-02-02 10:49 | * つぶやき

長野県佐久市


by soronoki